チャイナ・セブンとは？　メンバー、序列、役職など

2022年12月1日

チャイナ・セブンとは、中国共産党中央政治局常務委員会の常務委員として任命された7名の幹部の総称です。
このページでは、2022年10月の中国共産党大会で選出された中国共産党の最高指導部の顔ぶれと情報を簡単にまとめています。関連動画も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

党内序列	名前	写真生年月日	主な役職	習近平との関係
1位	習近平しゅうきんぺい	写真を表示 1953年6月15日	・中国共産党総書記・中国共産党中央軍事委員会主席・中国国家主席・中国中央軍事委員会主席	–
2位	李强りきょう	写真を表示 1959年7月23日	・国務院総理（首相格）	習近平が浙江省のトップだった時代の部下の一人。「目の動きだけで習近平氏の要求わかる」ともいわれる仲。
3位	趙楽際ちょうらくさい	写真を表示 1957年3月8日	・全国人民代表大会常務委員会委員長	習近平が推し進めてきた腐敗撲滅の司令塔。習主席が総書記に就任した2012年に中央に抜擢された。
4位	王滬寧おうこねい	写真を表示 1955年10月6日	・中国人民政治協商会議全国委員会主席	江沢民、胡錦濤、習近平、3代の政権を理論面で支える。中国では「三代帝師」（3代の皇帝の知恵袋）と呼ばれる。
5位	蔡奇さいき	写真を表示 1955年12月5日	・中国共産党中央書記処常務書記	習近平が福建省長、浙江省トップだった時代の元部下。習とは約20年近く上司・部下の関係。
6位	丁薛祥ていせつしょう	写真を表示 1962年9月13日	・国務院副総理（副首相格）	習近平が上海市トップを務めた時期に仕え、後に中央へ異動。地方視察や外遊に同行するなど、習の最側近と言える存在。
7位	李希りき	写真を表示 1956年10月16日	・中国共産党中央規律検査委員会書記	習近平の故郷、陝西省などでキャリアを積む。習に直接仕えた経験はないが、習が若い時に過ごした村の聖地化に尽力するなど、習家との交流が深いとされる。