中国・上海で開催された上海モーターショーでドイツBMW傘下のMINIのブースが外国人にだけアイスクリームを配布し、その動画がSNSで拡散され「中国人差別」として問題になったBMWアイス事件は、その後も市民の怒りは収まらずBMW不買運動に発展しています。
中国のSNSには、BMWやMINIの車を破壊する様子やボンネットにスプレーで「ドイツへ帰れ」と書くなど、メーカー側を厳しく批判する動画が次々と投稿されています。
また、問題となったMINIのブース前から動画を生配信しようとした女性が警備員に連行されるなど、火に油を注ぐ様な騒ぎも起きているようです。
この騒動についてBMW側は、社内の管理不足やスタッフの怠慢があったことを認め、アイスの配布について詳細な経緯を説明するなど、繰り返し謝罪をしていますが、事態の鎮静化にはまだ時間がかかると見られています。